ホップ、ステップ、ジャンプが終わると、いよいよ9・10級のかけ算説明に入ります。
そのやり方と九九を覚えれば計り練習に入り、検定合格目指して、がんばるぞ!ということになりますが、
では、計り練習のどのタイミングで検定受験となるのでしょうか?(以降、どの級でも同じです)
教室では指導はもちろんですが、子どもたちの行った計り練習のプリントを回収し、
答え合わせが正しくできているか、どんな間違いをしているかなどもチェックしています。
また、各種目の点数を記録し、ある程度安定して結果が伸びているかどうか、合格点がとれていたり、
とれていなかったりと不安定な点数でないかどうかなどを管理し、検定を受けるタイミングを常に考えています。
できることなら不合格とならないように、だけどあまりに次の検定までの期間が長引くとモチベーションの低下にも繋がりますので、
できる限りそうならないように…などなど。
検定の申込書を渡すひとつの目安としては、全種目合格点が連続してとれればということにしていますが、
『安定して点数が伸びている』場合は、全種目合格点が1度でもとれれば申込書を渡すという場合がありますし、また、
『前回の合格から期間があきすぎている(1年も検定受験をしていないなど)』場合は、
やる気を持たせるためにも(今ある壁を乗り越えるためにも)1度合格点がとれれば…など、
今月こそ、がんばって挑戦してみようよ!と期待も込めて、申込書を渡す場合もあります。
子どもたちが継続して成長できるように、合格して次の挑戦へと進めることができるようにといつも願っています。
『先生、早く受けたい!』や『(合格点はとれているけれど)まだ受けたくない』と
子どもたち(ご家庭も合わせて)の考えもそれぞれです。
ある程度はこちらからこうなってほしいと思う方向へ導きながら、
最終的に挑戦するかどうかは子どもたち自身に決断してほしいと考えています。
そうすることで、自分に対する責任感を育て、自分から逃げない人になる方法を身につけてほしいと思っています。
検定挑戦してやるぞ~!というみんなの気持ちを先生達はいつも応援しています。