教室でどんどん成長する子どもを見ていると、共通点が見えてきます。
ただ漠然とやらされるのではなく、何かしらの目標をもって取り組んでいる子どもはやはり伸びる子だと感じます。
いつまでに検定に合格する、今日は前の授業の時より点数を上げられる様に頑張るなど、
何が自分にとってベストになるのかを主体的に考えることが出来る子はどの場面においても強いです。
また、いやいやするのでなく、楽しんで学ぶことの出来る子どもはよく伸びます。
しかし、ほとんどの子どもが自ら主体的に考えて行動し、何事も楽しく取り組むなんてことは初めのうちは難しいと思います。
そこで、幼少期からそろばんを学ぶことによってその効果が発揮されます。
「集中力」「忍耐力」「記憶力」「自信」「競争力」「判断力」「基礎脳力」の七つの力が珠算学習により身に付きます。
これらは生きていく上でとても大切な力です。
すぐ身に付けることは容易ではありませんが、そろばんを続けることによって徐々に必要な力が身に付いていき、
主体性や楽しむことに繋がり、小さな成功体験を連ねることで大きな自信となっていきます。
こうしてどんどん伸びる子へと成長していくのではないかと私たちは考えております。
現代はITが活性化し、子どもたちもそれに感化されていっております。
パソコン画面を眺め、画面にタッチし、勉強から遊びまで全てその画面で終わらせてしまう。
やはり便利になったものの、画面を眺めていると頭の動きが遅くなることが多く、
実際に手を自分で動かして脳に刺激を行かせることの必要性が大いにあります。
そろばんは自分の意志と力で手を動かすため、脳を鍛えるのには大変最適です。
伸びる子は土台で決まります。
そろばんを学ぶことは、その土台形成に繋がるのです。